2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

足指に精子塗れて陽は高し ますます青き観葉植物たかぶるるはつなつの性欲の先 先触れ(カウパー)はあくまで透明でバスのドアが開くと走り出したあなたにぼくは眺めることしかできなかった。日の照りかたの美しい11月の10時すぎに小走りにゆくあなたは美しか…

ふたりは孤独でいるわけでない

渡せないもの キッチンに耳つけている一人ひとり愛とは別にひとつでないといけなかったのに味方じゃないといけなかったのに忘れない 首根っこ焼くふがいなさを味方でありつづけられなかったことを横目にした切ないことをいつまでも できなかったこといつまで…

連絡を取る元カノは一人です8000kmは安心だから

ドアの開くとこでよかった朝明けはホテル街にもさわやかに差す君と僕の足先に精液落ちてビル群もやや静まりにけり知らない女とやりたいな滑空する痛ましき物を意志と言ふ、ーー《ぼくはしらないおまんこがすき》

そもそもがまちがひだったといふことのおごり

愛でもなかった