2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雨に濡れてションベンくさくなってゆくらぶちょろのながいうんちにくびれありらぶちょろのながいうんちにくびれあり それぞれの生ともにあかぬもらぶちょろにはバイクボーイてふ同期いて 雪柳の下の石の下にいるらぶちょろがらぶちょろしかいぬ部屋でだう暮…

口臭くて 絵しりとり

俺も大人だ笑って

末世末世末世も末フレッシュライムのギムレットどんな音も今は聞こえないcrispな昧爽(あさけ)アスファルトに光る?イ

歌ってる自転車の歌通りすぎ遠ざかりゆく夜は更けゆけり

アンソロジって沈むだんになって射す日を対置してアンソロジっている思惑に

ですけど…まねきよせてアーティフィシャルな闇そしてオクシデンタルな音ちらばせて 振り上げたこぶしの奇跡古りてのち爪先だちのそのすこし先の聞こえるあたわざ つれてゆくことはできない 古くなる花瓶集めて一つところに 古りてのち爪先立ちのその少し先の…

なかよくないほうがよい

ボンボンに腹くちきかな自転車を並べ帰るローマ貴族でなければ 道はローマに通ぜず

おかあさよなら

棒のフランスパンぬばたまのあじさい

どこかしらは晴れというのが彼の言大雨の旅ながいながい旅一回り小さい影が俺の体にまたがっているだろうそこからピチカート

吹き鳴らせ白銀の笛春ぐもる空裂けむまで君死なむまで 牧水馬を洗はば馬のたましひ冴ゆるまで人恋はば人殺むる心 塚本邦雄どこにあった彫刻だったかの話。夏だったような気はふたりして

本当でないことを言うことが本当でないなんていうことはない

シュトルムにしなうもみじのあをければ早月晴天すめらぎもひと月の弧のまっすぐ先に太陽があるということ風うける頬

散りはてて花のかげなき木のもとにたつことやすき夏衣かな慈円(新古今・夏)こんなふうにここにいれば、あとはどこかに行くだけだから。花は落ちきって、セーターはしまったよ。 〈本歌は、躬恒「けふのみと春を思はぬ時だにもたつことやすき花のかげかは」で…